不動産の売買をすることは一生に何度もあることではありません。
マイホーム購入についての知識や経験も少ないのが普通です。 そこで、つい業者任せになってしまい、後になってから

「こんなはずではなかった」

「悪質業者にだまされた」 


といって後悔するお客様が大変多いです。
そこで購入計画から契約 お引き渡しまで注意点をご紹介いたします。

不動産の売買を業者に依頼するときの「媒介契約」や、購入物件に欠陥があったときの「瑕疵(かし)担保責任」、「契約の解除」等もご紹介いたします。
不動産を購入予定のお客様には是非読んでいただいて参考にしていただければ幸いです。


不動産取引の心構え 

購入予定の不動産を確認する・・・ 

①重要事項説明書で確認する

取引を不動産業者(以下「宅建業者」といいます。)が媒(仲)介するとき、又は売主のときには、その関与する宅建業者は、必ず、物件の内容(所有者、所在、大きさ、権利関係、性能等々)や取引の条件などを記載した「重要事項説明書」を作成して、取引主任者が説明しますので、この重要事項説明書により購入予定物件、購入条件等の詳細な内容を知ることができます。

しかし、購入者にとっては重要な購入の条件・動機であっても、法律上は説明事項として明示されていない事項もありますので、購入条件や動機はあらかじめ依頼する宅建業者に明確に伝えておきましょう。そのことは、関与する宅建業者が説明すべき重要な事項になる場合が多いと考えられています。

②自分でも調査・確認をする。

周辺にゴミ焼却場・工場・カラオケ店など、どのような施設があるか、騒音は出さないか、悪臭はしないかなどの周辺環境は、容易に調べられるはずです。重要事項説明書は万能ではありません。説明を受けるだけではなく、しっかり調査し確認することが必要です。

契約条件を確認する・・・・ 

売買価格は? 支払時期・方法は?手付金は? 引渡しの時期は? 付帯設備は? ……取引をするにあたっては、売主と買主間の契約条件を決めます。この契約条件は、購入する物件により決めておくべきことも様々です。通常、関与する業者が、契約条件を定めた契約書の(案)を作成しますが、契約に当たっては、自分でその内容をチェックし確認する必要があります。

『知らなかった』

『わからなかった』 


などは通用しません。また、口約束は否定されることがあると覚悟することです。

契約を決めるには・・・ 

売主と契約条件について、合意できたら、いよいよ契約を締結します。調印する前に、いまいちど契約の条文を確認し、自分の責任で契約の締結をします。

(売主の義務)
売主・買主双方は、契約書で約定したそれぞれの義務を履行することになりますが、売主の最たる義務は、買主に対して物件を引き渡し、完全に所有権を移転することであります。

(買主の義務)
買主の義務は代金全額の支払をすることです。従って、買主が物件を購入するに当たっては資金計画が最も重要なこととなります。契約で約束した支払日に代金を支払うことができるように準備しなければなりません。

契約解除の方法を確認する・・・・・・ 

①解除をする
契約後に事情が変わり契約を解消したいときは、手付を放棄して契約を解除する手付解除、予定していた融資が受けられなくなり契約を解除するローン特約による解除、その他合意解除などがあります。
②解除される
売主の手付解除、契約の義務を履行しないことによる違約解除などがあります。契約の解除は、手付金の放棄・違約金・損害賠償金などの大きな損失を受けることになるので注意と覚悟が必要です。





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